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■ シャトー・グリュオ・ラローズ Ch.Gruaud-Larose

何十年もの間、グリュオ=ラローズはサン=ジュリアンとしては最も巨大で、内向的なワインを生産してきた。
新しい所有者であるジャック・メルローのもとでは、明らかに、より洗練され、素朴さやタンニンを減らしたスタイルのグリュオをつくり出す傾向にあるが、この近年のワインづくりの方向性は今後も続くだろうと予想している。

生産量は多く、品質は一貫して高い。
1979年、1982年、1983年、1985年、1986年、1990年は最上の品質を持つヴィンテージである。

この美しいシャトーはサン=ジュリアンの台地の上に位置し、メドックを訪れる人は、サン=ジュリアン=ベイシュヴェルで、幹線であるワイン街道(県道2号線)から県道101号線に入り、それを西へ進まないと見ることができないだろう。
グリュオ=ラローズに対して、がっしりとして巨大すぎるという印象を抱いていた批評家も、ここをまた訪れてみるとよい。
このワインは、より繊細でエレガントな味わいとなってきているからである。


シャトー・グリュオ・ラローズ Ch.Gruaud-Larose 1865

シャトー・グリュオ・ラローズ Ch.Gruaud-Larose 1926

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2008年03月25日 19:53に投稿されたエントリーのページです。

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